NONOJI(ののじ)電子レンジで温められるステンレス製弁当箱が新発売
開発企画担当者に聞きました!

はじめに

2024年2月中旬、あっという間に千切りキャベツが大量に作れるピーラーでおなじみのメーカーNONOJIさんと株式会社ワイ・ヨットの共同開発商品、電子レンジで温められる弁当箱「ステンレス ランチボックス」が新発売となりました。

ステンレス製なのに、電子レンジで温めができるお弁当箱?今まで聞いたことがありません!

今回はこの商品のワイ・ヨットの担当者であるshiho.sさんの話を聞いていきます。

 



どうしてこの商品を作ろうと思ったのでしょう?

morita:よろしくお願いします。
金属製の容器って、レンジにかけると火花が散ると思ってたのですが、このお弁当箱はレンジにいれて温められるんですね!すごい!

shiho.s:よろしくお願いします。
数年前から電子レンジに使えるステンレスの保存容器が市場に出始めていましたが、デザイン性を兼ね備えたお弁当箱はありませんでした。

morita:保存容器でもステンレスのものは臭いもつきにくく、ヌルヌルせず、ガラスなどに比べて軽くてとてもいいんですけどレンジで温めできないのがネックだと思ってました。

shiho.s:今回の企画は、電子レンジにいれることができるステンレス容器を使って何か作りたい、と思ったのが最初でした。
当初はボウルやバットを考えていたのですが、「ボウルやバット、そんなに電子レンジにいれるかな?」とハタと気づきまして、そこで次に考えたのが「弁当箱」でした。

morita:確かにお弁当は、電子レンジにいれたいですね!特に冬!

shiho.s:そうです!

morita:弊社ワイ・ヨットも自作お弁当率が高いですが、みなさん、電子レンジで温めてます。

なので、樹脂製のお弁当箱を使っている人がほぼ100%

shiho.s:樹脂製ももちろんいいところがあるんですが、毎日お弁当箱を洗っていると気になりませんか?ヌルヌル。

morita:なりますね。あと臭いが。

shiho.s:そうですね。いくらきれいに洗っても、ちょっとヌルヌル感が残る、そして、もわーっと臭いがのこる。これは樹脂製のお弁当箱の宿命だと思います。

morita:ステンレスだったら、そこは解決ですものね。すっきりきれいに洗えてヌルヌル感皆無。そして臭い残りもない。
そんなお弁当箱で、しかもレンジで温められる!最高ですね。

shiho.s:私、開発途中のステンレス ランチボックスを約1年使っているのですが、全く臭いが残ってないですし、見た目も変わってないんです。本当に快適です。

morita:なるほど、そこから「弁当箱」開発企画が始まったわけですね!

shiho.s:市場にないものを作る!と心に決めてがんばりました。

どんな形、色にする?

morita:出来上がったステンレス弁当箱は、2つの形、3色のカラーの計6種類です。
この形や色、サイズにしたのはどんな理由ですか?

shiho.s:まず、お弁当箱の蓋をどうするかを考えました。電子レンジに使える保存容器の蓋は4点ロック(注:4片それぞれパチッと止めて、封をする方法)が多いのですが、見た目があまりに保存容器。そのままお弁当箱としてはちょっと味気ない。
ランチタイムに食事が楽しくなるような、すてきなデザインを考えたかったのです。

morita:毎日のことですもの。ランチタイムはおいしく楽しくしたいです。

shiho.s:そこで、蓋は自然素材にしました。(竹素材とアカシア素材)
蓋をあけると、蓋裏にはENJOY! の文字。これはランチタイムを楽しんでもらいたい、という気持ちをこめてデザインしました。

パッキンもついています。4点ロックとは違って完全密封ではありませんけど、平らに持ち運んでもらえれば汁漏れもある程度防げます。

morita:なるほど!かわいいですね!本体は金属でクールな印象もありますが、蓋がナチュラルな色と素材感なので絶妙なバランスです。

本体の色は、シルバー、ブラック、アイボリーですが、これも良い質感。
特にわたしはアイボリーの色出しが絶妙に良いと感じました。

shiho.s:本体の色にも相当こだわりました。
黒とか白って、一番難しいのです。つやつやすぎたり、のっぺりしすぎたり、ちょっとした違いで全然変わってくるのですが、ちょうどいいマット感にこだわりました。
とてもうまくいったと思います。

morita:どれもかわいい色で、選ぶのに困ってます!
形はオーバルとスクエアですね。容量はオーバルが600ml、スクエアが950mlです。

shiho.s:このサイズにもこだわりました。
当初オーバルはもう少し深さがあり容量も大きかったのですが、少し大きいのではないか、という社内ヒアリングを受けて型を修正、このサイズに落ち着きました。

スクエアのほうは一見大きく見えますけど、サンドイッチをいれたりするときにもすごく使いやすいですよ。

morita:食べ盛りのお子さんや、もりもり食べたい方へ、950mlサイズも魅力です。

shiho.s:色もサイズも形もいろいろあるので、お気に入りを選んでいただきたいです。

こんな人にぜひ使ってほしい!

morita:どんな人に使ってもらいたいですか?

shiho.s:特に毎日お弁当を持っていく方に使ってもらいたいです。

先ほども話に出ましたが、お弁当箱のヌルヌル残りと臭い問題は、毎日お弁当を作る、食べる人ほど重大だと思うんです。
ステンレス弁当箱を洗う時のこの爽快感をぜひ味わってもらいたい。
そして、今までその問題が気になって、電子レンジで温められない素材の容器でお弁当を持って行っていた方にも使ってもらいたいです。

morita:まさにわたしです(笑)ホーローの保存容器をお弁当箱にしています。

shiho.s:ではぜひ試してみてください!

morita:はい。これからは温かいお弁当を食べられます!うれしい。

shiho.s:ところで、必ずお伝えしたいことがあります。使用時の注意点です。

morita:なんでしょう?

shiho.s:電子レンジに入れる時は、必ず蓋を外し、ラップもなしでお願いします。
また、お弁当の中に仕切りでカップ等使うことがあると思いますが、こちらのステンレス弁当箱にはアルミカップではなく、シリコン製や紙のカップをお使いください。
アルミカップやアルミホイルを入れて電子レンジをかけるのは絶対NGです。

morita:なるほど!大事な注意点ですね。気を付けます。
ところで食洗機には入れられますか?

shiho.s:蓋(竹・アカシア素材)は入れられませんが、ステンレス容器本体は食洗機に対応しています。

morita:承知しました!
この春からの私のお弁当ライフが格段にグレードアップしそうな予感です。

春からの新たにお弁当生活を始められる方も多いと思いますが、電子レンジで温めOKなステンレス ランチボックス、本当におすすめです!

今日はいろいろなお話、ありがとうございました!

shiho.s:ありがとうございました!

Writer Profile

morita

&(COOK)いろいろ担当。気づけばワイ・ヨット歴〇〇年以上。
紅茶と台湾茶が好きで、お菓子との食べ合わせを考える毎日。いつもおいしいものを食べたいです。

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